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不妊治療の成功率はどれくらい?日本と世界の違いや着床前診断について解説

不妊治療を受けても、必ず赤ちゃんを授かることができるわけではありません。不妊治療の成功率は、具体的にどれくらいなのでしょうか。今回は、日本と世界の成功率の違いについて触れながら解説します。また、着床前診断を受けることで着床率がどう変化するのかについてもお伝えします。

不妊治療の種類とは

不妊治療には、さまざまな種類があり、段階を追って高度な治療法へと移行していくことが一般的です。

 

不妊の原因にもよりますが、まずは「タイミング法」から開始することが多いです。

 

タイミング法では、妊娠しやすいタイミングを正確に把握して、性交を行うようにします。超音波検査で卵胞の大きさを調べるなどして、排卵日を予測していきます。

 

次いで、男性の精液を人工的に子宮に注入する「人工授精」を行う場合もあります。

 

精子の運動率が乏しいときや、女性の頸管粘液が少ないときには、精子が卵子まで到達しにくくなります。そのため、人工授精で精子が子宮に到達するまでの過程をサポートします。

 

さらに高度な不妊治療になると、「体外受精」や「顕微受精」が選択されます。

 

体外受精では、採取した卵子に精子をふりかけて、受精するのを待ち、得られた受精卵を子宮に戻します。顕微受精の場合は、顕微鏡下で精子をつかまえて卵子に受精させる点に違いがあります。

 

年齢によっても左右される不妊治療の成功率

タイミング法や人工授精で妊娠できる人もいれば、何度も体外受精を繰り返す必要がある人もいますが、不妊治療の成功率については不妊の原因も人によって違うため、一概に、どの不妊治療の成功率が何パーセントであるとは断言しにくい側面があります。

 

体外受精の成功率については、さまざまなデータが存在します。しかし、成功率のデータをみるときには、どんな患者さんを対象としているのか、妊娠率や出産まで至った割合はどれくらいなのか、総合的に考える必要があります。

 

不妊治療の成功率は、女性の年齢別にみたときにも違いが生じます。女性の年齢が高くなるほど染色体異常の割合が増えるため、着床しにくく、流産しやすい状態になります。高年齢になると出産まで至ることができる割合が減少し、不妊治療の成功率は低くなるといえます。

 

日本と世界で不妊治療の成功率は違う?

国内外で不妊治療が行われていますが、日本では特に治療の実施件数が多いといわれています。しかし一方で、1回の採卵あたりの出生率は低いとされているため、日本の不妊治療は成功率が低いとみなされることがあります。

 

世界と比べたときに日本の不妊治療の成功率が低くなる背景として、日本人は、年齢が高くなってからようやく不妊治療を検討し始めるため、どうしても成功率が低くなってしまうという見方があるのです。

 

したがって、数字だけをみて「成功率が高い」「成功率が低い」と単純に比較することはできません。不妊治療を受けている人の年齢や状況によっても、成功率のデータは左右されることになります。

 

不妊治療の成功率を高めたいときは着床前診断の選択肢も

着床前診断では、体外受精で得た受精卵の染色体、遺伝子の異常を調べます。染色体異常のない受精卵を選ぶため、着床しやすく、流産しにくくすることが目的となります。

 

着床前診断を多く実施している米国のCooperGenomics(クーパーゲノミクス)社のデータによると、体外受精で得た受精卵の着床率が、28%から70%以上に高まったと報告されています。

 

日本では、株式会社Cell and Genetic Laboratory(CGL)の着床前診断であれば、クーパーゲノミクス社に受精卵を輸送して検査を受けることが可能です。

 

一般的な着床前診断では、検査対象となれる人が制限されており、学会の承認も必要になるため、ご興味があればCGLのプログラムについて調べてみると良いでしょう。

 

なお、CGLの着床前診断では、高い確率で子供を希望の性別に産み分けできるという特徴もあります(※統計上98%以上といわれています)。

 

不妊治療で体外受精や顕微受精を行っても、成功率が100%となるわけではなく、実際には妊娠、出産に至れない場合も少なくありません。不妊治療の成功率を高めたいと考えるときは、CGLの着床前診断を検討してみてはいかがでしょうか。

※本コラムは掲載日時点での情報です。検査名称、検査機関、価格等については変更となる恐れがあります。 最新の情報はHP等でお確かめください。

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