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早産の原因とは?染色体異常との関連や着床前診断でわかることを解説

早産は、何が原因となって引き起こされるのでしょうか。今回は、早産の原因や染色体異常との関連についてご紹介します。また、着床前診断でわかる染色体異常について解説するので、これから妊娠や出産を予定している方は参考にしてみてください。

早産の定義と原因について

早産とは、「妊娠22週以降から37週未満までの分娩」と定義されています。正産期は妊娠37週0日から41週6日までを指し、これよりも前の段階で出産することをいいます。

 

また、妊娠22週未満での出産は流産であるため、早産とは異なる分類になります。流産の場合は、妊娠初期の発生が多くを占めます。

 

早産の赤ちゃんは、生まれるのが早いほど、障害が現れるリスクが高まります。早産になる可能性がある状態は「切迫早産」と呼びますが、予防や早期発見が大切になります。早産の原因としては、妊娠高血圧症候群、子宮内胎児発育不全などが挙げられます。

 

早産になりやすい人とは

早産は誰にでも起こる可能性がありますが、中にはなりやすい妊婦さんもいます。32週以前に早産を経験したことのある人では、早産になる確率が約12倍になるといわれています。過去に早産したことがある場合は、特に注意が必要といえます。

 

子宮頸部の病気で子宮頸部を切り取る手術をした人、多胎妊娠の人、細菌性膣症の人でも早産になりやすいとされています。加えて、子宮の出口が短い場合にも早産になりやすい傾向にあります。子宮の出口が短いかどうかは、超音波検査で知ることができます。

 

早産になりやすい人の条件に当てはまるときは、妊婦検診を定期的に受け、無理のない生活を送るようにしましょう。切迫早産の症状や破水の心配があるときは、早めにかかりつけ医に相談することが望ましいです。

 

染色体異常は早産のリスクを高める?

染色体異常といえば、ダウン症候群をはじめとする病気の原因になるというイメージをお持ちの方は多いでしょう。実は、染色体異常がある受精卵の多くは着床に至ることができないか、化学妊娠で終わってしまう可能性が高いです。

 

妊娠できたとしても、染色体異常がある受精卵では、流産のリスクが上昇するといわれています。染色体異常があっても無事に赤ちゃんを出産できるケースはありますが、ダウン症候群などの病気を引き起こす原因となります。

 

流産とは、妊娠22週未満での出産であり、正産期の前に赤ちゃんが生まれる早産とは異なります。流産に関しては、染色体異常が主な原因であり、特に40歳以上では流産の83%が染色体異常によるものとされています。

 

一方、早産の場合は染色体異常が直接的な原因ではありません。先にご紹介した通り、妊娠高血圧症候群の方や過去に早産の既往がある方など、リスクを高める要因があることがわかっています。

 

染色体異常が主な原因とされているのは流産であるため、早産の原因とは区別しておくと良いでしょう。

 

受精卵の段階で染色体異常を調べる着床前診断とは

染色体異常とは、実は身近な存在であり、受精卵の多くに含まれているものです。染色体異常があると着床しにくく、流産しやすい状態になるため、染色体異常の子供を見かける機会はそう多くないかもしれません。

 

母体の年齢が上がると染色体異常のリスクが高まり、34歳以下の方の受精卵には59%含まれているところ、35〜39歳では63%、40〜47歳では74%と、その割合は増加していきます。年齢が高まると、染色体異常が増える分、流産の可能性が増すことになります。

 

受精卵の段階で染色体や遺伝子の異常を調べ、異常がない受精卵を子宮に戻す「着床前診断」という技術があります。あらかじめ流産のリスクを高める染色体異常がない受精卵で着床させることができるため、流産の予防につながります。

 

日本では学会に申請をして、認可された人だけが着床前診断を受けることが可能となるなど、誰でも受けられる状況にはなっていません。しかし、株式会社Cell and Genetic Laboratory(CGL)の着床前診断プログラムでは、特別な条件などが設定されておらず、希望者が受けられる仕組みとなっています。

 

CGLの着床前診断では、受精卵を米国のCooperGenomics(クーパーゲノミクス)社に輸送し、実際の検査はこの機関で行われることになります。年間数万件の検査を手がける、十分な実績のある機関であるため、安心して検査を任せることができるでしょう。

 

日本の着床前診断では男女産み分けが規制されていますが、CGLの検査なら技術的には希望の性別の子供を産み分けることが可能です。性別を決定する染色体についても調べるため、希望の性別の子供が生まれる受精卵を子宮に戻せば、高い確率(統計上98%以上とされています)で産み分けが成功するのです。

 

早産になりやすい方は、妊娠中に気になるサインがないか注意することが大切です。しかし、染色体異常が原因となる流産に関しては、着床前診断でリスクを下げることも可能です。ご興味のある方は、CGLの着床前診断について情報収集してみてはいかがでしょうか。

※本コラムは掲載日時点での情報です。検査名称、検査機関、価格等については変更となる恐れがあります。 最新の情報はHP等でお確かめください。

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