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男性の不妊治療の内容とは?原因や検査方法をわかりやすく解説

不妊の原因は、必ずしも女性側にあるとは限りません。男性に不妊の原因がある場合、どのような治療が行われるのでしょうか。今回は、男性の不妊治療について、検査内容や方法までわかりやすくお伝えしていきます。

男性で不妊治療が必要になる原因とは

不妊治療といえば、女性が受けるものと考えている人も多いですが、実は「男性不妊」も珍しくありません。男女ともに不妊の原因を有している場合もあります。

 

男性側にある不妊の原因としては、造精機能障害が最も多く、約9割を占めるとされています。造精機能障害とは、精子を作り出す機能が低下している状態で、精巣や内分泌の異常が原因となります。

 

造精機能障害のうち、精子がない場合を「無精子症」、精子が少ない場合を「乏精子症」といいます。そして、精子の運動率が低い場合は「精子無力症」とされています。

 

その他にも、陰嚢の温度が上がって精子の形成に影響を及ぼす精索静脈瘤など、男性不妊には様々な原因があります。その他、男性不妊の原因としては、勃起不全(ED)や膣内射精障害も含まれています。

 

男性の不妊治療における検査方法について

不妊治療を始める前には、検査を行って原因を調べることになります。男性不妊の検査方法といえば、精液の検査を思い浮かべる方が多いかもしれません。精液検査では、精子の量、濃度、運動率、形態を調べていきます。

 

精液検査を受けるときは、2〜7日ほど射精しない期間を設け、マスターベーションで精液を採取します。自宅で精子を採取する場合もありますが、時間の経過や温度の影響を受けてしまうため、2時間以内に医療機関に持参することが望ましいとされています。

 

より正確に精子の状態を調べるため、医療機関に足を運んでから精液を採取することもあります。不妊治療を行う専門機関などには、精液採取室があり、プライバシーに配慮されています。

 

精液検査とあわせて、血液中の男性ホルモンなど、内分泌の検査を行うことがあり、精子数が少ない場合には、染色体や遺伝子の検査を行うこともあります。

 

男性に原因がある場合の不妊治療の方法とは

男性の不妊治療では、原因によって、薬物療法か手術が行われます。薬で効果が期待できる場合もあれば、手術が必要と判断されるケースもあり、人によって治療内容には違いがあります。

 

男性の勃起不全などが不妊の原因になっていれば、PDE-5阻害薬と呼ばれる薬を用いて治療を進めることが一般的です。精子の量や質に原因があれば、生活習慣の改善、内分泌療法などを試みることもあります。

 

それらの治療で効果が認められない場合、人工授精を行うなど、徐々にステップアップする場合もあります。人工授精では、人の手を介して精液を子宮に注入しますが、精子と卵子が受精し、受精卵が着床する過程は自然妊娠と変わりありません。

 

男性の場合は、精索静脈瘤が造精を阻害していることもありますが、その場合は手術が選択されることも少なくありません。精巣の静脈を糸で縛って切る手術を行い、血液が逆流しないように治療を行います。精子の通り道が閉塞している場合には、その部位を取り除いて、通り道を再建する手術方法も用いられます。

 

体外受精や顕微受精の特徴について

人工授精では精液を子宮に注入しますが、体外受精では、体の外で卵子と精子を受精させることになります。採取した卵子に精子をふりかけ、受精するのを待ちます。受精卵が得られたら子宮に戻し、着床、出産を目指す不妊治療です。

 

顕微受精は、1個の卵子と1匹の精子を顕微鏡下で受精させる不妊治療です。男性の精子の運動性が悪い場合や、奇形精子が多い場合などには、1匹の精子を選んで卵子に注入していきます。

 

体外受精や顕微受精を行っても、受精卵に染色体異常があれば、着床しにくく、流産しやすい状態になってしまいます。また、女性の年齢が高まるほど、染色体異常の発生率は高くなっていくため、特に高齢出産ではリスクが上昇します。

 

体外受精や顕微受精で得た受精卵の着床率を上げたい場合には、着床前診断を視野に入れてみると良いでしょう。着床前診断では、受精卵の染色体、遺伝子異常を調べ、異常が確認されなかった卵を着床させることが可能です。それにより、着床率の向上や流産の減少といった効果が期待できます。

 

日本で着床前診断を受ける場合には、過去に母体となる女性が流産を繰り返し経験しているなど、学会が定める条件を満たす必要があります。しかし、株式会社Cell and Genetic Laboratory(CGL)の着床前診断であれば、そのような制限がなく、さらに高確率で男女の産み分けも可能となります(※統計上98%以上といわれています)。

 

不妊の原因は、女性側にも男性側にもありえます。原因に応じて不妊治療の内容も異なりますが、体外受精や顕微受精を行う場合は、CGLの着床前診断も含めて検討してみてはどうでしょう。

※本コラムは掲載日時点での情報です。検査名称、検査機関、価格等については変更となる恐れがあります。 最新の情報はHP等でお確かめください。

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