サイド_ボタン

高齢出産を経験する人の割合とは?日本と世界の違いや高齢出産のリスクを解説

ドクター画像

コラム監修医師
CGLメディカルアドバイザー

マークW.サリー博士
Mark W. Surrey, M.D.

UCLA Clinical Professor

生殖内分泌学者

不妊治療専門医

UCLA医療センターで研修医として勤務後、ロンドン大学、ハマースミス病院で生殖内分泌学および不妊治療の研究に携わり、ロンドン大学とメルボルンのモナッシュ大学で着床前診断の研究を行ってきました。 米国の主要な学会であるAmerican Association of Gynecologic Laparoscopists(AAGL)、 Pacific Coast Reproductive Societyで会長を務めた経験もあり、“Best Doctors in America“のTOP100人の一人に選出されています。

多才な実績はロサンゼルスタイムズやCNN、Fox、CBS、ABC、NBCなど多くのメディアで紹介されています。

日本において、高齢出産は増加しており、身近なものとなっています。実際には、どれくらいの割合の人が高齢出産を経験するのでしょうか。今回は、日本と世界における出産時の年齢の違いや、高齢出産のリスクについても触れながらお伝えします。

高齢出産を経験する人の割合とは

高齢出産とは、女性の年齢が35歳以上の初産を指します。第2子以降の出産時に35歳以上であっても、高齢出産の定義には当てはまらないことになります。

 

日本においては、晩婚化などの社会的背景から、高齢出産を経験する人の割合が増加しています。高齢出産の割合は、1990年代にはわずか数%でした。しかし、その割合は2000年代には10%台になり、2016年には28%を超えています。

 

日本においては、今や約4人に1人の割合で高齢出産という状況になっているのです。高齢出産が身近な存在になっていることは確かですが、そのリスクについても正しく理解しておく必要があります。

 

日本と世界における高齢出産の割合について

日本では、第1子を出産するときの平均年齢が30.3歳となります。第1子を出産するときの平均年齢が30歳を超える国は世界的にもそれほど多くはありませんが、他にはギリシャ、オーストラリア、韓国、イタリアなどが含まれます。

 

米国では25.4歳、中国では26.2歳が平均年齢であり、日本と比較しても違いがあることがわかります。日本における初産時の平均年齢が30歳を超えている状況からも、高齢出産の割合が多い状況がうかがえます。

 

高齢出産と染色体異常の割合の関係とは

高齢出産には、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の増加など、さまざまなリスクを伴います。そして、年齢にかかわらず受精卵には染色体異常が含まれていますが、その割合は女性の年齢が上がるほど増えていきます。

 

受精卵に何らかの染色体異常が含まれる割合は、34歳以下でも59%となります。その割合は年齢を重ねるごとに増えていき、35歳~39歳で63%、40歳~47歳で74%とされています。

 

染色体異常がある受精卵は、なかなか着床しにくく、流産や死産につながりやすいという特徴があります。40歳以上の場合は、流産の8割以上は染色体異常が原因と考えられているほどです。

 

実際には、赤ちゃんに染色体異常が発生する割合は0.1%ほどであるため、染色体異常のある受精卵で妊娠や出産に至る割合が少ないことがわかります。無事に出産できた場合でも、ダウン症候群などの染色体異常が発生する可能性があります。

 

高齢出産に不安があれば着床前診断を検討

染色体異常は、一部の人にだけ生じるものではなく、一般的な受精卵にも多く含まれています。染色体異常による流産やダウン症候群の発生に不安があれば、着床前診断を受ける選択肢もあります。

 

着床前診断とは、体外受精によって得た受精卵を調べる検査であり、染色体や遺伝子の異常を分析していきます。異常のない受精卵を選別して子宮に戻すことで、着床率を上げ、流産を減らす効果が期待できるのです。

 

日本では、着床前診断を受けることができる対象者は限られており、過去に流産を繰り返しているなどの条件を満たす必要があります。そのため、検査の対象とならない場合には、海外へ渡航して着床前診断を受けるご夫婦もいます。

 

しかし、日本でも、特に条件を満たす必要がなく受けることができる着床前診断があります。株式会社Cell and Genetic Laboratory(CGL)の着床前診断では、希望者が検査対象となります。

 

CGLのプログラムでは、米国でも多くの実績を有する検査機関に受精卵を輸送する体制が整っています。この機関は高い技術を誇っているため、安心して任せることができます。

 

高齢出産などで、不妊治療の一環として体外受精を行ったとしても、必ずその受精卵で妊娠できるとは限りません。着床前診断を受けると、妊娠できる割合が増加するということになります。

 

加えて、CGLの着床前診断では高確率で男女産み分けができることも特徴です。性別の決定には性染色体の組み合わせが関与していますが、希望の性別の赤ちゃんが生まれる染色体を持つ受精卵を選べば、産み分けができるという仕組みです。統計上、98%以上の確率で成功するとされています。

 

高齢出産を経験する人の割合は増えていますが、年を重ねてからの妊娠や出産では、さまざまなリスクを伴うと理解しておく必要があります。ダウン症候群などの割合も増加するため、不安がある場合はCGLの着床前診断について詳しく調べてみてください。

※本コラムは掲載日時点での情報です。検査名称、検査機関、価格等については変更となる恐れがあります。 最新の情報はHP等でお確かめください。

お問い合わせはコチラから ▼
お問い合わせはコチラから ▼

関連記事